べるでいず!

〜神経内分泌腫瘍のきろくとにちじょう〜

きっかけ③



前回からの続きです。

 

救急搬送されそのまま入院することになった私。

PCR検査の結果が陰性だったので、大部屋に移動し様子を見ることになりました。

担当の先生が来て、救急で撮影したCTを見る限りでは腹痛の原因がわからないとのことで、ついでに色々検査を受けることに。

画像検査として造影CT、MRI

そして胃の内視鏡(胃カメラ)検査。

胃カメラは初めて受けたのですが…まぁ苦しい

突っ込まれる感覚にどうしても耐えることができなくて結局途中で断念しました。

勝手がわからないからしょうがないけども鎮静剤使って貰えばよかった…と後悔。

そんな中受けられた範囲の検査では特に異常なし。

ただ、この時点で「膵臓のあたりに何か影は見える」とは言われました。

でも現状これはそんな悪いものではなさそう、というのと今回の腹痛にはあまり関係なさそうと診断されました。

職場に出す診断書も、恐らく先生も悩んだのでしょうが「腹痛のため入院加療」となんとも言えないものが出されて私も困ってしまった覚えがあります。

職場になんて言ったらええねん。

…そのまま話しましたが。

そんな感じで4日程安静にしたら、退院当日に美容院行っちゃう程には回復したのでその場は経過観察となりました。

(もちろん美容師さんにはめっちゃびっくりされました笑)

 

その後も定期的にCTを撮りに行く感じで様子を見ていました。

しかし、相変わらずお腹が痛くなる私を見かねて彼がGoogleで評価のいい内科を見つけてきてかかってみたり、そこの先生に勧められて造影MRIの検査を受けてみたり。

私的には同時にいくつも病院にかかるのはなんだかなぁとぶつぶつ言いながら過ごしていました。

 

入院から3ヶ月程経つ頃、これからは半年に1度くらいの検査で様子を見ようと先生から言われました。

しかし、これに彼がまたも難色を示し「別の病院で診てもらった方がいいのでは」と言うようになりました。

両親にも相談したところ、それもアリじゃないかと言われたので、思い切って紹介状を書いてもらい別の病院にかかってみることに。

本心では病院嫌い特有のめんどくささがあり、そんな大袈裟なー…などと思っていたのですが、これが今後の運命を変えていくきっかけになったのです。