べるでいず!

〜神経内分泌腫瘍のきろくとにちじょう〜

目まぐるしく

緊急入院の後、先生から詳しい診断名について説明を受けた私。

次の日には地元から両親も駆けつけ、改めて今後の治療のことなどについて話を聞く時間を作ってもらいました。

検査入院をする前から電話で情報共有はしていたといえ、やっぱりショックはあっただろうなぁと思います。

当時は神経内分泌腫瘍の診断ではありませんでしたが、既に肝転移は見つかっていたので治療は急ぐべきとのことで、事前に電話で相談して決めた地元の大学病院に予約を取ってもらう内容で話はまとまりました。

体調も落ち着いて来ていたので、そのまま紹介状を用意してもらって退院することになりました。

先生には本当に良くしてもらったと思います。

 

退院後、すぐに職場に行って状況を上司に説明し、休職の申し出をして来ました。

ここしばらく入院を繰り返していたとはいえ、まさかがんの疑いがあるなんて思ってもみなかったでしょうね…。

次の日から休みに入らせてもらうことになりました。

 

次は家で彼を交えての家族会議。

地元の病院にかかって治療に専念するということでひとまず意見は一致していました。

それはつまり、しばらく実家から通うことになるため今住んでいる家は離れないといけない。

実家に戻ることは事前に話し合っていましたが、いつ戻って来れるかも不明確。

今後のことを考えると、このまま付き合っていてもいいのか?と悩んでいました。

でもそんな時、彼は別れるどころかむしろ腹を決めているので結婚させてください、と。

私にもそんなことは言っていなかったのでめちゃめちゃ驚きました。

両親もなんか勢いに押されてよろしくとか言っちゃってるし。

まぁ結局治療が落ち着くまでは諸々は一度保留ということにはなりましたが、なんだか結婚の話まで進むという予想外のことになりました。

不安はもちろん大きかったですが、彼の覚悟に嬉しくもなりました。

 

次の日からは改めて職場で休職の手続きをしたり、引っ越しに向けて荷造りや荷物の運び出し、諸々の手続きなど慌ただしく日が過ぎました。

そしてなんだかんだ退院から4日目には地元に向けて出発…と夜逃げさながらのスピード感で事が進みました。

これが病気が発覚してからほぼ2週間の間に起こっているから今でもびっくりです。

そしていよいよ地元で治療に入るのです…。

 

 

 

ランキング参加しています。

よろしければぽちっとお願いします。