大学病院にて
怒涛の引っ越しを終え地元に帰ってきた私。
ここからついに治療へと突入していきます。
まずは初診の日。
両親と彼と一緒に予約を取っていた地元の大学病院へ行きました。
今考えると4人でぞろぞろ行くっていうなかなかすごい絵面ですね…。
担当の先生と現在の状況の話をして、最新の数値を確認する為色々検査が必要との説明を受けました。
治療方針を立てるのはそれからになるので、いっぱいついて来てもらったのはなんとなく申し訳なかったですね。
その日は血液検査のみだったのですが…採られたのがなんと7本。
普段なかなかこの量を採られることがないので思わず「おぉ…」と声が出てしまいました。
次の日には造影CT。
更に次の日に造影MRI。
ここ数週間で何回も造影検査やら採血やら点滴のルート取ったりで腕がなかなかかわいそうな状態になって来てます。看護師さんにも言われてしまった。
更に更にPET-CT検査。
この検査は簡単に説明すると、放射性物質のマーカーを付けた薬剤を注射をすると病変部分にマーカーが集まり、それを撮像することで病変の機能を確かめる検査です。
そしてこの時点でおそらく神経内分泌腫瘍の疑いが強い、との診断が出て治療方針が徐々に決まっていく感じになりました。
すると、今度は休日にも関わらず先生から電話が。
前の病院での細胞検査の検体はもらっているが、腫瘍の性質を確認する為、そして量が少ないので遺伝子パネルの検査をすることを考えると採っておいた方がいい、とのことで肝臓の生検もすぐにすることに決まりました。
そして肝生検の後にオクトレオスキャンも。
オクトレオスキャンはPET-CTと似たような検査ですが、神経内分泌腫瘍の機能性腫瘍としての特徴を画像で診断する検査です。
スピーディに事が進んでいくのはとてもありがたかったです。
…ただ。
それに伴う医療費の出費はとても痛かったです…。
毎日検査、検査でどれも3割負担で1〜2万するのに加え、PET-CTは別施設で検査、そして入院…。
限度額適用認定証は持っていましたが、ちょっと金銭感覚はおかしくなりそうでしたね。
いちばん驚いたのが、入院費の精算をした次の日にオクトレオスキャンの会計をしたら入院費とあまり変わらない金額が請求された事ですかね。
…たっかぁー(笑)
思わず二度見しました(笑)
みなさん!なんか大変そうな病気が見つかったら早めに限度額適用認定証は申請しましょうね!それかマイナ保険証使いましょう!
このように新たな病院でも怒涛の日々を過ごし、そして病名が確定していくのでした。
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