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〜神経内分泌腫瘍のきろくとにちじょう〜

神経内分泌腫瘍ってなに??

そもそも“神経内分泌腫瘍”ってなんぞや?って感じですよね。

国立がん研究センターのホームページによると、

神経内分泌腫瘍とは、この神経内分泌系の細胞が似た形への変化(分化)を示す腫瘍で、膵臓のほか、胃や小腸などの消化管や肺などの様々な臓器に発生します。これまで神経内分泌腫瘍は発生臓器ごとに分けて検討されることが多かったのですが、臓器が異なっても様々な特徴を共有することから、近年は神経内分泌腫瘍と総称されています。

ってことらしいです。よくわからないですね。

先生からは“がんもどき”なんても言われました。

他の人に説明する時「そんな美味しそうな感じに言うんじゃない」なんて言われたりしますが、ホントに先生がそう言ってるんだもの…。

 

とにかく。

がんもどきなんて言われ方もしているようですが、扱いとしては希少がんになるみたいです。

現在、日本では膵・消化管原発の神経内分泌腫瘍で年間2.69人の人が新たに診断されていると推定されているそうです。この辺りからもかなり頻度としては稀ですよね。

年々増加傾向にあるらしいですが、まだまだ周知されているとは言えない感じですね。

実際私も、自分が診断を受けるまでは聞いたこともありませんでした。

色々分類の仕方はあるのですが、神経内分泌腫瘍(NEN:neuroendocrine neoplasm)は細胞の分化度から

 

・細胞の分化度が高い(高分化度):神経内分泌腫瘍(NET:neuroendocrine tumor)

・細胞の分化度が低い(低分化度):神経内分泌がん(NEC:neuroendocrine carcinoma)

 

大きくこの2つに分類されます。

さらにNETは進行の度合いからG1〜G3の3段階に分類されます。

私の場合は膵臓原発のNETであり、グレードとしてはG2に分類されています。

腫瘍自体は膵臓にあるのですが、肝臓やリンパ節にも転移が見られるそうです。

 

治療としては、手術、薬物治療(いわゆる抗がん剤)、放射線、ラジオ波焼灼術などが選択肢になってきます。

肝転移も1ヶ所とかなら手術での治療も視野に入るみたいですが、現状、広範囲に転々といるみたいなので難しいようです。

すぱーっと切って治るなら一番なんですけどね。なかなかそうもいかない。

なので今は薬物治療をして、放射線治療に移行したところになります。

私の治療とか検査のことについては、

次回から少しずつ紹介していきたいと思います。

 

 

参考:   

神経内分泌腫瘍 | 国立がん研究センター 東病院

膵・消化管神経内分泌腫瘍:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]